2月28日放送の「DHC 真相深入り!虎ノ門ニュース(#虎8)」で、東京新聞の望月衣塑子記者に対する菅官房長官の「答える必要ない」発言について取り上げました。
この番組内で、木曜日担当の有本香さんは
「ぜひ望月さんに、ここまで会見で時間を独占するんだったら、ぜひ訊いてほしいことがありますね。菅官房長官は今、拉致問題の担当大臣でもあるんですよ。官房長官が担当大臣も兼ねているというのは、極めて重いことなんですよね。だけど、望月さんの口から、そういうことが長官に対して鋭く訊かれたという場面を私は寡聞にして知らない。もしかして訊いてるかもしれないけれども。ですから、あの調子で食い下がってほしいよね」
と、北朝鮮の拉致問題についての追及がないことに疑問を呈していました。
なるほど、そういう視点は今までまったくありませんでした。そういえば、以下略ちゃんも望月衣塑子記者が拉致問題について質問した場面を見た記憶がありません。
望月衣塑子記者のツイッターを確認してみました。
望月記者は、拉致問題についてまったく無関心というわけでもないようです。2018年1月に蓮池透さんの主張を元にした、安倍政権の拉致問題対応の批判ツイートをしています。ただ、確認できた拉致問題関係のツイートはこのひとつだけでした。
蓮池透さん「最重要課題 一ミリも動かぬ安倍政権。当時の河野外相『コメ与え北朝鮮を対話のテーブルにつかせること大事だ』として外務省水面下でキーパーソンと交渉、小泉訪朝2年後に。北への経済制裁始めたの12年前。何か動いたか。圧力で北が折れる?希望的観測もいいとこ」https://t.co/OBbRrhBGNA
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2018年1月18日
一方、北朝鮮関連のツイートで目立つのは、「北朝鮮の脅威を利用して日本の防衛費が増えている」という批判です。
25日付 東京新聞 2面の核心を執筆。安倍政権になり北朝鮮や中国の〝脅威〟の下、防衛装備品の技術研究でも官邸やNSC(国家安全保障会議)の「前のめり」の指示続く。政府「敵基地攻撃 前提の武器」の研究として高速滑空弾の技術研究に46億円の予算案。東京新聞 https://t.co/Jt261ud2aM
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2018年3月25日
拉致問題を利用しての安倍政権批判「安倍やめろ」は可能性がありますが、拉致問題の解決を急がせる方向での質問は期待できそうもありませんね。
【DHC】2019/2/28(木) 有本香×石平×居島一平【虎ノ門ニュース】
望月記者の官邸記者会見の話題は、1時間10分37秒頃から
https://youtu.be/5bLG5k95fF8?t=4237