津田大介さんの「紀伊國屋書店が叩かれたのは能天気に百田尚樹さんを書店が呼んだから」にフェイク疑惑

フォロワー156万人で有数のインフルエンサーの津田大介さんが、「紀伊國屋さんが叩かれたのは、能天気に著者を呼び、かつそれを大々的にツイッターで宣伝したから」と主張しています。この記事では、津田大介さんの事実誤認ツイートについて明らかにします。

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事実誤認こそがフェイクニュースの原因だ

  1. 発売直後ならともかく例の本についてこれだけ酷い状況が明らかになっているにも関わらず、まったくそのこと考慮せず脳天気に著者を呼び
  2. かつそれを大々的にツイッターで宣伝した

この津田大介さんの主張にはおかしな点があります。検証してみます。

「発売直後ならともかく」

津田大介さんは「発売直後ならともかく」と言っていますが、きちんと確認したのでしょうか?  紀伊國屋書店さんが百田尚樹さんのサイン本のツイートをしたのは2018年11月15日が1回目です。

『日本国紀』の発売は、2018年11月12日ですから、発売直後です。

この時は、アンチの弁護士や作家、メディアアクティビストなどが騒がなかっただけです。

『日本国紀』サイン本ツイートは11月15日

津田大介さんの主張どおり、これは発売直後なので何の問題もないはずです。津田大介さんが事実誤認しているだけの話です。

アンチが騒いでいる2019年1月1日のツイートは、「百田尚樹先生、有本 香先生にご来店いただき、『日本国紀』および『「日本国紀」の副読本』にサインを入れていただきました。」、このツイートには有本香さんが登場します。

『「日本国紀」の副読本』の発売日は、2018年12月28日です。紀伊國屋書店さんのツイートの写真も『「日本国紀」の副読本』です。1月1日は百田尚樹さん、有本香さん共著の『「日本国紀」の副読本』のために来店したことがわかります。これも発売直後です。

サービス精神旺盛な百田尚樹さんが、『日本国紀』にもサインしただけの話でしょう。津田大介さんたちが勝手に『日本国紀』の話にすり替えているだけです。

『「日本国紀」の副読本』のサイン本ツイートが1月1日

11月15日『日本国紀』、1月1日『「日本国紀」の副読本』、どちらのツイートも発売直後の話ですから、津田大介さんの主張が事実誤認なのは明らかです。

特に『「日本国紀」の副読本』については、問題視している発言を見たことがありません。まったく別の本なのにタイトルに釣られてゴチャ混ぜに批判しているだけのように見えます。

津田大介さんは『「日本国紀」の副読本』について、どこが問題だと思っているのでしょうか?



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「能天気に著者を呼び」

津田大介さんは、「紀伊國屋書店さんが能天気に著者を呼んだ(から批判されて当然だ)」と主張しています。

津田大介さんが「能天気に著者を呼んだ」とどこから取材したのかは不明ですが、「紀伊國屋書店側が要請したのではなく、出版社、作家側から書店に赴いている」と、紀伊國屋書店に確認したというツイートがあります。

紀伊國屋書店さんの他の「来店」ツイートを見てみると、たしかに出版社、作家側が営業として回っているのではないかと読めるツイートばかりです。

「大々的にツイッターで宣伝した」

津田大介さんは「かつそれを大々的にツイッターで宣伝したから」と主張していますが、これも、完全な事実誤認です。

前回の記事「紀伊國屋書店さんの「百田尚樹さん有本香さんのサイン本あります」が炎上しているので、昨年は何回「サイン本あります」とツイートしているのか調べてみた結果…」でも書きましたが、紀伊國屋書店さんでは約2日に1回というペースでいろいろな作家さんのサイン本を紹介しています。

大々的にツイッターで宣伝した」と、ことさら強調するのはミスリードを誘うおかしな話です。

ツイートするだけで「大々的にツイッターで宣伝した」ということになるのなら、津田大介さんのツイートも「事実誤認を超大々的に宣伝した」ということになってしまいます。

紀伊國屋書店 新宿本店さんのフォロワーは8万6千人、津田大介さんのフォロワーは156万人。桁が違います。



そもそも百田尚樹さんは紀伊國屋書店でのサイン本の常連

アンチの人たちは、きちんと事実を検証せずに書店を攻撃していますが、紀伊國屋書店さんが百田尚樹さんのサイン本をツイートで紹介しているのは『日本国紀』が初めてではありません。そもそも百田尚樹さんは紀伊國屋書店でのサイン本の常連なのです。

確認できるだけでも、百田尚樹さんの書籍について以下のツイートを行っています。

津田大介さんのようなインフルエンサーが事実誤認のツイートをすると、それを元に誤解が広がり、紀伊國屋書店さんに多大な迷惑がかかります。まさにフェイクニュースの蔓延です。

さりげない事実誤認ツイートは、それが事実誤認であると多くの人は気が付きません。そうして拡散されていきます。

フォロワー156万人のネットの情報に詳しいメディアアクティビストなのですから、せめてこの記事にあるようなことぐらいは調べてから発言してもらいたいと思います。

NHKが正月に放送した番組「平成ネット史」で津田大介さんはフェイクニュースが蔓延していることに対して、次のように語っています。

おまけ(記事公開後に起こったこと)

テレビやマスコミで、フェイクニュース拡散についての問題点を語ったり、メディアリテラシーの本を出版したりしている第一人者が、事実誤認を指摘されると、真摯に向かい合わずにブロックして見ないふりとか。これでは永遠にネットからフェイクニュースはなくならないですよね(笑)。



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