「沖縄で民意が反映されました。政府としての受け止めを」
沖縄県知事選 玉城デニー氏が初当選で、以下略ちゃんが、思わずツイートしたのが、「東京新聞 望月衣塑子記者予想」です。
明日の菅官房長官予想
望月衣塑子記者「沖縄で民意が反映されました。政府としての受け止めを」— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) 2018年9月30日
絶対に、菅官房長官記者会見に望月衣塑子記者があらわれ、「普天間基地の辺野古移設反対が民意だ」という印象操作を、質問に押し込んでくると思ったのでした。
深く考えずに思わずツイートしてしまっただけなのですが、この記事を書いているいま時点で「811いいね」もいただいています。
皆さんもそう思われたんですね。
皆さん、結果も知りたいのだろうと思い、簡単に記事にしておくことにしました。
さて、実際の10月1日の菅官房長官記者会見での質問内容は、どうだったでしょう。
午前の会見。
以下略ちゃんのツイートと同じ質問は会見の最初に別の記者がしてしまいましたが、望月衣塑子記者は、似たような質問をしています。
【政府の方針に変わりない】東京新聞・望月衣塑子「沖縄知事選で2回続けて辺野古反対を掲げた候補者が当選。基地負担軽減を真正面から議論していく考えは?」菅義偉官房長官「基地負担軽減を徹底してやっている。地元の市長と県知事が合意し閣議決定し移設を決定した。早期に普天間返還を実現したい」 pic.twitter.com/WMwDTU4fpF
— Mi2 (@YES777777777) 2018年10月1日
午後の会見
【新基地は作りません】東京新聞・望月衣塑子「基地問題、長官は普天間基地の固定化は避けたいと。使用期限もない中で新基地の負担を県民に強いてるだけでは?」菅義偉官房長官「あの新基地は作りません。日米同盟の抑止力の維持、普天間飛行場の危険除去を考えた時に辺野古移設が唯一の解決策である」 pic.twitter.com/8vbngQTaZw
— Mi2 (@YES777777777) 2018年10月1日
午後の会見では、「新基地」という言葉を2回用いていることが印象的です。
辺野古移設反対の活動家などは、意図的に「移設」を「新基地建設」と言い換えています。
辺野古移設とは、市街地にある普天間飛行場の危険性を除去するため、辺野古海域を埋め立てて普天間飛行場の代替施設を建設するということです。完成後は、普天間飛行場は撤去されてなくなります。
「移設」を「新基地建設」と言い換えることは、普天間飛行場の撤去という沖縄にとって最重要な負担軽減という視点を隠そうとしているのです。そのことを知っている菅長官は、「普天間飛行場の撤去という負担軽減」について強調して回答しています。