5月15日(火)午前の菅官房長官記者会見での東京新聞 望月衣塑子記者の質問全文です。
国会が空転した責任?
加計問題ですけれども。2015年4月2日、柳瀬氏は去年の7月に、加計学園との面会の事実を今井秘書官に伝えたということでしたが、これ去年、官邸としてこの事実を把握しながら、なぜ国民に説明をしてこなかったのか。
やはり国会が空転してきたことの、
(事務方「質問は簡潔にお願いします。」)
責任をいまどうとらえているのでしょうか?
(別の質問者の質問あり)
(事務方「この後の日程がありますので、次の質問最後でお願いします。」)
感想
率直に言って、これをこの場で菅官房長官に質問して何がしたいの? という感想しか持ちません。
どういう回答を期待しているのでしようか?
菅長官が望月衣塑子記者の意見を元に、望月記者のペースにあわせた回答をするはずがありません。そうしたことは望月記者もわかっているはずです。
だとすると、これも菅長官が逃げたかのような印象操作をするための質問なのではないかと思ってしまいます。
そもそも、望月記者の質問は、リツイートをしているこの日刊ゲンダイの記事を元にした質問のようです。
日刊ゲンダイがソースの記事で2ちゃんねる(5ちゃんねる)のスレッドを立てると、「なおソースはゲンダイ」→略して「なソゲ」、などと鼻で笑われるといわれています。
ツイッターでも、「なソゲ」と検索してみれば、たくさんのツイートがヒットします。
加計学園に関しては、バイオハザードなどいくつもの誇張した記事が書かれており、信憑性に問題があり、ここが発信源の情報は、例えどんな内容であれ信じてはいけない、とネットでは書かれています。
ただし、中央競馬の予想だけは専門の記者がいて定評があるそうです。
望月記者がリツイートしている日刊ゲンダイの記事も「実は、安倍官邸はその頃、加計面談が表に出ることを極度に嫌がっていたという。」という根拠不明の情報を元に記事が展開されていて、憶測を元に「野党は今井秘書官を追及すべきだ。」としています。
日刊ゲンダイのネタを望月記者が質問して、結果として「なソゲ」ロンダリングを行なってしまっているわけですが、どうなんでしょうね。
[no_toc]