3月9日(金)午前の菅官房長官記者会見での東京新聞 望月衣塑子記者の質問全文です。
朝日新聞の森友報道
政府、官邸が主導で調査するべきだ?
朝日新聞の森友報道ですが、財務省のですね、中原広理財局長時代のこの土地取引ということが実際、このような形であるのであった場合、やはり今の財務省だけの調査に任せるのではなく、政府、官邸が主導としての、主導となっての調査が必要なのではないでしょうか?
財務省において、これ国会で何回も大臣が答弁してます。捜査の影響に配慮し、できるだけ早期に説明できるよう全省をあげて文章の確認などの調査を行う、そのように答弁をいたしております。最大限の努力をしたい、こう思います。
(事務方「この後、国会日程がありますので、次最後でお願いします。」)
あのー、まあ次々とですね、出てないという文書の事実が明らかになっております。
現状、このような報道が続いているこの状況ですね、これじたいをいま政府としてどう受け止めていらっしゃるかお聞かせください。
感想
いつものレトリカル・クエスチョン
「財務省だけの調査に任せるのではなく、政府、官邸が主導としての、主導となっての調査が必要なのではないでしょうか?」は、望月衣塑子記者お得意のレトリカル・クエスチョンです。
レトリカル・クエスチョン(
この質問は「財務省だけの調査に任せるのではなく、政府、官邸が主導としての、主導となっての調査が必要なのではないでしょうか?」⇨「調査をしろ」という望月衣塑子記者の意見の押し付けであり、これに対してまともに答えると望月衣塑子記者の意見を追認することになってしまいます。
次のツイートは望月衣塑子記者が自身のツイッターでリツイートしている、菅官房長官批判です。
望月衣塑子記者へ送られたリプライのリツイートではなくて、望月衣塑子記者が探し出してきてリツイートしているものです。
望月衣塑子記者は何もわかっていないことがよくわかります。
2018.3.7午前官房長官会見#東京新聞望月衣塑子記者
一見スムーズな答弁に見える菅長官の会見も、いかに外れたファイルボールのような、質問者へヒットしない回答ばかり。ファイルボールしか何故返せないのか、菅長官の日常会見からそこに切り込む。2分50秒程。ご覧下さい。https://t.co/bajEGSTGRs— Koron (@nINCADuUrsK0mup) March 8, 2018
レトリカル・クエスチョンに対しては、質問者のペースに乗らずに自分のペースで返答するのが一番です。
さらに質問者がレトリカル・クエスチョンばかり使うと、どうなるかというと、相手も「この質問者はレトリカル・クエスチョンの使い手だ」と認識してしまい、まともに対応してもらえなくなるということが起こります。
コミュニケーションの質が低下してしまうという結果になってしまいます。