朝日新聞はなぜ不自然な画像編集をしたのか?
加計学園獣医学部、岡山理科大学獣医学部の設置認可へ
加計学園獣医学部、岡山理科大学獣医学部の設置が11月10日、認可されることが確実になりました。
この安倍内閣を揺るがした加計学園騒動。きっかけは朝日新聞2017年5月17日付のこの記事です。
加計学園の新学部「総理のご意向」 文科省に記録文書:朝日新聞デジタル https://t.co/0XbFU87Tcj
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) November 10, 2017
安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が、特区を担当する内閣府から「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった。
(朝日新聞 2017.5.17)
「総理のご意向だと聞いている」という文書があった、という朝日新聞のスクープ?です。
この記事には、明らかにおかしな点があります。
記事の内容の証拠となる文書が、朝日新聞によって加工されて、全文を読むことができないような不自然な画像になっていることです。
上が、記事に添付されていた文書画像。下が、その文書です。
この文書は、文部科学省の課長補佐、牧野美穂さんが個人メモとして上司報告用に作成していたものと判明しています。それを前川喜平さんに渡して、マスコミなどにばら撒いたものではないかと考えられています。
朝日の画像では、「これは総理のご意向だと聞いている。」の部分だけが読み取り可能で、その下にある「「国家戦略特区諮問会議決定」という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか。」の部分がまったく読者にわからないように黒く影で画像処理されているのです。
文書が見つかった、という記事なのに、その肝心の証拠たる文書をなぜ読者に読めないよう加工する必要があるのでしょうか?
記事で書くのではなく、その文書をそのまま読者に見せればいいことです。
それなのに文書の方は読者に見せずに隠す。明らかに不自然です。
「総理の指示ではない」ことがバレないように画像加工した?
これは、「総理からの指示に見えるのではないか」=「総理の指示ではない」ということが、読者にわかってしまうと狙い通りに読者を誘導できないと考えた朝日新聞が、悪知恵を働かせて画像を加工して、読者にわからないように黒く塗りつぶして添付したのではないか、そういう疑惑が持たれています。
つまり、実質的な内容のねつ造疑惑です。
5月17日に玉木雄一郎議員が衆議院文部科学委員会で質問
この5月17日の朝日新聞朝刊の記事を受けて、17日の衆議院文部科学委員会で100万円の献金をもらっている玉木雄一郎議員が張り切って質問をし、それを皮切りに、野党は「加計学園、加計学園」と騒ぎ出すのです。
東京新聞の望月衣塑子記者も「朝日特ダネ」と大絶賛です。
朝日特ダネ。加計学園 の獣医学部設置を促したのは、加計理事長の親友 #安倍首相 自身のよう。文科省文書に「総理のご意向」。人口減と学部乱立の中、学会も文科省も「教育の質の低下」と新設には反対だった。政治私物化、忖度の極み、ここにあり https://t.co/QVgVUgi8kb
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) May 17, 2017
こうして朝日新聞は、きっかけとなる火を放ち、火が燃え広がると、あとは第三者のように報道をしていきました。
朝日新聞は明確な説明を
この5月17日の画像のおかしな加工編集について、朝日新聞はまったく説明していません。
なぜ、証拠となる文書画像を加工したのか?
岡山理科大学獣医学部の開学が確定的になった今、朝日新聞の明確な説明が求められています。