以下略ちゃんの逆襲 ツイッターGOGO

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誰が最初に“握手拒否した川井都議会議長” とねつ造報道を流したのか調べてみました

time 2017/07/06

誰が最初に“握手拒否した川井都議会議長” とねつ造報道を流したのか調べてみました

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「ひるおび」「産経」「ハフポスト」「ゲンダイ」自民惨敗の原因のひとつがフェイクだった

※画像は時事通信社のニュース動画より

『握手拒否した川井議長』と記事に書かれることが多い川井重勇(かわい しげお)都議会議長。「握手拒否した」とわざわざ書くことに悪意を感じますが、どうしてこのようなレッテルを貼られているのでしょうか?

TBS「ひるおび」のねつ造報道

TBSのワイドショー「ひるおび」が2017年7月3日に放送したフェイクニュースについて、藤原かずえさんがブログで指摘。ネットで炎上しています。

『握手拒否した川井議長』という、今回の都議会議員選挙での自民党惨敗の最初の原因とされてきた出来事が、フェイクニュースだったと暴露されたのです。

このTBS「ひるおび」ねつ造報道は、『握手拒否した川井議長』という前提で番組を構成し、それにあわせた映像を作り出したものです。

握手をしている動画から、握手のシーンを取り除いて、握手を拒否したシーンを作り上げたわけですから悪質な行為と言えます。

動画編集の段階で、握手をしていることに気がついたはずですから、本来であれば、「あれ、川井議長は握手をしているぞ。どういう訳だろう」と真実を追及するべきなのに、自民叩きのために「ひるおび」スタッフはねつ造を選択してしまったのです。

 

2016年に正しいニュースを流したのは時事通信とTOKYO MX

『握手拒否した川井議長』は2016年8月2日の小池都知事の初登庁の日の出来事です。

川井議長は小池都知事と握手はしたものの、記者が求める記念撮影は拒否しました。

◯握手

☓記念撮影

が正しい経緯です。

時事通信社は、ニュース映像で握手をしている川井議長の姿を伝えています。

 

TOKYO MXも、ニュース映像で握手をしている川井議長の姿を伝えています。

時事通信社とTOKYO MXは事実を正確に伝えていたようです。

 

握手はしたけれど、記念撮影は拒否。この事実が『握手を拒否』というフェイクニュースになって有権者に伝えられていきます。それは都議会自民党のおごりとイメージされ、「なんか感じ悪いよね」と今回の選挙の結果につながっていきました。

以下略ちゃんも、この握手の映像を見ながら、ネットに流れる『握手拒否した川井議長』というデマに騙されて、「このシーンでは握手はしているけれど、この前に握手を拒否したことがあるのだろう」などと漠然と思っていました。それは勘違いでした。

 

産経のフェイクニュース

産経新聞も、

小池百合子都知事と握手拒否した川井重勇都議会議長 落選決定に引退を表明「若い人を育てて自民党再生を」(魚拓

とデタラメな記事を書いています。

この2017年7月2日の産経の記事では、「握手拒否した」とフェイクを書いた上に、

 選挙戦について「逆風というのもあったわけですが、私の件は私の至らない部分だと思う。毎回、選挙は厳しいものなので…」などと述べ、握手の拒否が選挙結果に影響したことを認めた。

と、川井議長の発言を曲解して『握手の拒否が選挙結果に影響したことを認めた』などと新しいデマまで作り上げています。

握手はしている川井議長がそのような発言をするはずがありません。

握手の拒否が選挙結果に影響したことを認めた』というのは、産経新聞が7月2日に新たに作り出したデマです。

 

産経新聞は、『握手拒否した川井議長』という認識だったことはわかりました。

2016年10月14日には、

川井重勇都議会議長、就任あいさつで拒否の握手、打って変わって笑顔で求め記念撮影 自民とは緊張感が… (魚拓

というタイトルの記事も配信しています。

 

ハフポストのフェイクニュース

ハフポスト日本版ビジネス&マネー編集長(出向中) 朝日新聞記者 国際報道部の中野渉さんは、「有権者はあの場面をよく覚えていたということでしょうか。」と自社の記事を引用してツイートをしました。

『あの場面』とは、ねつ造された『握手の拒否』の錯覚のことでしょうか?

確かに有権者は、マスコミに騙されて、ありもしない『握手の拒否』の場面を覚えさせられていたわけです。

川井重勇氏が落選、小池百合子都知事と握手拒否した都議会議長 「自民党再生を」と引退表明【都議選】(魚拓

ハフポストHuffPostは朝日新聞系です。

このハフポストの2017年7月3日の記事では、『握手拒否した都議会議長』というデマタイトルを付けて、記事冒頭で

挨拶回りに来た小池氏との握手を拒否した川井重勇・都議会議長(69)

と書き、文末で、

小池氏との握手を拒否したことについては、「握手を拒否したことは1回もない。写真はお断りしましたけれど。議長としては写真撮影に応じることはできなかった」と説明。

と書いています。

川井議長に対して「握手を拒否したのに、していないと言っている、この嘘つきめ」という文脈の記事になっています。

ハフポストも『握手拒否した川井議長』という認識だったようです。

「嘘つき」なのは、ハフポストと中野渉編集長の方です。

「握手を拒否したことは1回もない。写真はお断りしましたけれど。議長としては写真撮影に応じることはできなかった」という川井議長の言葉は真実だったということになります。

デマを流され落選した本人は「握手を拒否した事はない」と言っていても、それは報道されずにマスコミやネットでフェイクニュースだけが伝えられ続けるのです。ひどい話です。

 

Twitterでの最初の『握手拒否』ツイート

Twitterに残る最初の『握手拒否』ツイートはこれです。(※他に存在していたツイートが凍結されて現在はなくなっている可能性もあります)

このツイートでは「握手を拒否した都議会議長」と書かれています。その文脈は「最初は握手を拒否するつもりだったけど、しぶしぶ握手した」ということなのかもしれませんが、肝心の「握手をした」が書かれていないので「握手を拒否した都議会議長」としか読めない文章になってしまっています。

このツイートでは、「握手ショット(の記念撮影)を拒否」とつぶやいています。

この辺も混乱の原因ですね。

「握手ショット(の記念撮影)を拒否」→「握手を拒否」と変化して伝わっていった可能性があります。

 

そして、川井議長への批判意見を呼びかけるツイートが発生します。

このツイートの引用元記事には「川井議長は記念撮影を拒否」とだけ書かれているのですが。

 

まとめサイトのフェイクニュース

『にんじ報告』というまとめサイトが2016年8月3日に

東京都議会の川井重勇(しげお)議長、小池百合子新知事と握手拒否し物議。炎上へ(魚拓

という記事を書いています。

 

日刊ゲンダイのフェイクニュース

日刊ゲンダイも2016年8月4日に、

小池知事に塩対応 都庁に苦情殺到で都議会議長“大炎上” (魚拓

という記事の中で、

「知事と議会は両輪。一輪車にならないように」と説教を垂れた揚げ句、握手も記念撮影も拒否。促す報道陣に「あなたの要望に応える必要はないから」と言い放った。その様子がテレビで繰り返しオンエアされ、都庁に苦情が殺到しているのだ。

と書いています。

 

フェイクが生まれた経緯について考察

フェイクニュースを流したのは、「ひるおび」「産経」「ハフポスト」「ゲンダイ」と一部の「まとめサイト」です。

残念ながら現時点では、どれが最初のフェイクニュースだったのかを特定することはできませんでした。

 

『握手を拒否した川井議長』のデマがどのようにして発生したのか、記事を書くのに調査をしていて、2つの可能性を発見しました。

  • 「最初は握手を拒否するつもりだったけど、しぶしぶ握手した」が→「握手を拒否」に変化した。
  • 「握手ショット(の記念撮影)を拒否」が→「握手を拒否」と変化して伝えられていった。

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以下略ちゃん

以下略ちゃん

●マスコミに騙されて2010年の参議院選挙で民主党有田芳生さんに投票。ところが、ツイッターで疑問に思うことを@ツイートしたら有田芳生さんに「匿名卑怯なネトウヨ」と意味不明な理由によりブロックされる。「おいおい、選挙の投票は無記名でしょが…」。大学は理系ですが、以後、独学で政治と経済について学ぶ。 ●オリジナルキャラクター『以下略ちゃん』は短文投稿SNSツイッターにおいて、いつも文末に「以下略」と付ける架空の人物です。ただし、現在までのところ、「以下略」が文末に付いたツイートは確認されていません。●趣味/美術館巡り。好きなもの/ミックスベリーパイ●中の人は複数

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